自己紹介2
美容師に戻り、原宿のお店で2年半の修行をしてスタイリストとしてデビュー出来ました。
小さいお店でしたが、店長の経験もさせて頂きました。
そこでまた新たな壁にぶち当たります。
それは”売上”です。スタイリスト、社会人として、お金を稼ぐ事は当たり前のことなのですが、
僕はこの”売上”という言葉がとても苦手でした。もちろんお金は欲しいし、お金がないと生活出来ません。
売上が多い=有名 はとてもシンプルでわかりやすいのに、
なぜか、自分の中の”有名”になるという夢と、売上をあげるという事はあまりリンクしませんでした。なんでかはあまり言葉では説明できないですが、まあ綺麗事です!笑
髪を切る、お金をもらう。美容師の仕事はこれです。
こんな簡単な事なのに、僕は勝手に悩んでしまいました。
お客さんが増えれば、それだけアシスタントに任せる時間が増え、関わる時間はどんどん減っていく。きっとこれが、自分の中の”有名”という言葉とは違う方向だったのかもしれないです。
僕はこの時から、毎日が苦痛に感じるようになりました。これが”仕事”なんだと、、、
そんな時、写真家の友人が話してくれた、友人の師匠の言葉が、
僕の人生を変えてくれました。
”フィルムカメラは枚数が限られている。だから1枚1枚大切に撮るんだ。1枚1枚にお金がかかっているから”
一見、売上の悩みとは関係なさそうですが、その時の僕にはとてもしっくりきたんです。
これも言葉で説明するのはとても難しいんですが、要は、1枚1枚、1人1人、1つ1つ、大切にするって事です。人も、お金も、感情も大切にするって事。
また綺麗事です。でも僕は綺麗事が好きなんです。
すぐフィルムカメラを買い、好きになりました。
撮っている時、何かを大切にできてる気がするんです!
その何かを説明するのは野暮なので、僕の撮った写真をみて、感じてもらえたら嬉しいです。
わからなかったら聞いてください!笑
僕はそこから、写真家としての活動も始めました。
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